| |
テーマ:「太陽の沈まない帝国」と謳われたハプスブルグ帝国を影で支えたチロルについて |
| |
|
| |
3. 1000年以上の歴史をもつ交通の要所インスブルックの魅力に迫る! |
| |
|
 |
北にドイツ、南にイタリア、西にスイス、そして東にウィーンやザルツブルグ・・・、チロルの州都インスブルックは、ヨーロッパの中心に位置する、とても恵まれた立地条件の町です。古くローマ時代から交通の要所として栄えたインスブルックは、中世時代になるとハプスブルク家の下、政治、経済、芸術の中心として繁栄し、800年以上もの歴史をハプスブルク家と共に見守ってきました。あの詩人、ハインリッヒ・ハイネやヴォルフガング・フォン・ゲーテ、そしてオーストリアが生んだ天才音楽家モーツァルトが宿泊したホテルなどが当時のまま残されており、ヴォルフガング・フォン・ゲーテが山登りをしたインスブルックの街並みを展望できるコースは現在でも「ゲーテの小道」という名のハイキング・コースとして残されています。ヨーロッパの貿易に多大なる役割を果たした「アルプスのハート」チロル。インスブルックの町を中心に、ヨーロッパ各国へのアクセスも簡単にでき、現在でもイタリアまで30分、ドイツまで1時間、スイスまで2時間半と「ヨーロッパ・アルプスの十字路」としての役割は続いています。 |
| |
4. ナポレオンと戦った農民出身のチロルの英雄アンドレアス・ホーファー |
| |
|
 |
チロルの英雄アンドレアス・ホーファーはチロルを愛する1人の農民として、最後まで堂々とチロルのためにナポレオン軍に立ち向かい、1809年、ゲリラ戦によって3度もナポレオン軍をチロルから撃退した人物です。どんな強敵に対しても決して諦めることなく戦った彼の懸命な姿勢はヨーロッパ中に感動を与えました。小規模の農民軍がナポレオン軍に勝つことができることを証明したアンドレアス・ホーファーは、最終的に友人の裏切りによって銃殺され、悲劇的な終わりを遂げます。アンドレアス・ホーファーの人気は、彼の中にチロルの山岳農民の魂が完璧に具現されていたところにあります。彼は「悲劇の英雄」として最後までチロルを誇りにし、愛し、農民を団結させ、守った、郷土愛のシンボルとなっています。 |
|
 |
|