ヴィルテン少年合唱団は、1138年に設立されたプレモントレ会のヴィルテン司教座教会に属する少年合唱団として、13世紀に設立されました。その後ハプスブルク家の保護の下、中世時代からハプスブルク帝国の宮廷付き聖歌隊として活動していました。 特に15世紀にはインスブルックをこよなく愛し、インスブルックの王宮からも政治を行っていた神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世に気に入られ、マクシミリアン1世がウィーンに移った際にはウィーンでの新たな宮廷礼拝堂少年聖歌隊(現在のウィーン少年合唱団)創設のためにヴィルテン少年合唱団のメンバーを連れて行ったほどでした。 世界大戦中は活動が停止されましたが、第二次世界大戦後の1946年に活動を本格的に再開しています。その「天使の歌声」とモットーである「神の栄光のために、そして人々の喜びのために」の精神は、現在にも受け継がれており、今日ではヴィルテン少年合唱団はオーストリアだけでなく、国境を越えて様々な国で演奏活動を行っています。また、ドイツやオーストリアの国営テレビなどでも多く取り上げられており、そのヨーロッパでの知名度は抜群です。
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