サンクト・アントン St. Anton
標高: 1304m 人口: 2300人 チロルでも人気が高いサンクト・アントンは行政地区に含まれる隣村のサンクト・ヤコブ、サンクト・クリストフと併せたアールベルクの中心地の1つです。1907年ハンネス・シュナイダーがこの地にスキー学校を設立し、世界中にアルペンスキーの技術を広めたことによって「アルペンスキー発祥の地」として有名になりました。現在ではオーストリアはもとよりヨーロッパを代表するスキーリゾート地の1つとして確固たる地位を築いています。また、サンクト・クリストフにある「オーストリア・ブンデススキーアカデミー」では、世界の一流スキーインストラクターを養成しています。まさにアルペンスキーのメッカといえます。
最近では、「高山植物探訪ツアー」など夏のお花畑を周るハイキングコースによって改めてハイキング、そしてトレッキングのメッカとしても脚光を浴びています。サンクト・アントンの駅を降りて川を渡り直進するとかわらしいメインストリートに出ます。この小さなメインストリートをウィンドーショッピングしながら散策するのもよいでしょう。町の東側にはサンクト・アントンのシンボルであるかわいらしい教会があります。のんびりと町を歩いた後には、スキー・郷土博物館へぜひ訪れてみてください。「アルペンスキー発祥の地」として無名の村から世界的有名なスキーのメッカとなったサンクト・アントンのスキーの歴史、時代とともに移り変わるスキー用具の発展、そして長野県野沢温泉との姉妹関係などについてドキュメント風に展示されています。 夏にはく珍しい花々がサンクト・アントンの山々を色彩豊かに染めていきます。登山愛好家やハイキングが好きな人にとってはまさに花の楽園!ここサンクト・アントンでは、多くの人が高山植物の本を片手にハイキングを楽しんでいます。山小屋でのパン焼き体験も魅力的なアクティビティです。この町に代々伝わる昔ながらのレシピで、自ら生地をねり、形を整え、オーブンで焼く。おいしいパンの出来上がりです。 サンクト・アントンは古くはイタリアからスイスへ 塩や綿花を運ぶために越えなければならなかったアールベルク峠の通商、交通の要所でした。今でも17世紀の壁画が残るホテルなどもあり、歴史を垣間見ることも出来ます。
サンクト・アントンは緑あふれる素朴な山里です。その落ち着いた、今なお牧歌的な山村の伝統を大切にする村の姿は、日本人の心に深い感動を与えてくれます。新鮮な山の空気, 青空, 深い森、草原の香りなど大自然を思う存分が満喫してください。 高山植物が一面に咲く夏、ハイキングやトレッキング, 山の斜面に建つヒュッテ、のんびりと牛が草を食むアルム、緑や草花の甘い香り、朝昼晩と毎回違う太陽の光線の色、幸福感が心を満たしてくれるでしょう。 |