標高2000mの高原を行く約7kmのハイキングコースはほとんどが平坦な道です。このコースでは樹齢数百年のしもふり松の森を通り、道を進めば進むほどしもふり松とハシバミの芳香が強くなります。しもふり松が高く評価されるのは、その芳香のためだけでなく、家具材として優れた品質を持っているからです。チロルの民家の多くにはしもふり松で作られたの家具が使われ、数十年に渡ってそのかぐわしい香りで快適な室内環境を作り出しています。
このハイキングコースでは眼前にはアルプスの雄大なパノラマが広がり、またイン渓谷を見渡すことができます。インスブルックからバスで約30分、トゥルフェスTulfesの村(923m)から2人乗りチェアリフトで標高2035mのトゥルファインアルムTulfeinalmへ上り、そこからしもふり松のハイキングがスタートします。トゥルファインアルムはすでに森の入口にあり、幅広い尾根や山の背など刻々と変化するエキサイティングな道が続きます。沿道にはシャクナゲやリンドウなど「アルプスの花」が咲き誇っています。
途中にあるアルプスの山小屋、ボッシュエーベン・ヒュッテBoschebenhuetteではチロルの郷土料理がお勧めです。昼食後、パッチャーコーフェルPatescherkofel山頂駅まで歩き、ゴンドラでインスブルックに近い小さなリゾート村イーグルスに戻ります。ここからインスブルックまでバスで約20分。
もっと気軽にハイキングをという方には、このしもふり松のハイキングを、イーグルスから始まるショートバージョンで楽しむことも可能です。詳しくは当ホームページの「自然・文化体験プログラム」の「インスブルック・アルプスを行くロマンチックな市電6番線」をご覧下さい。
徒歩時間:約4時間 |