旧州庁舎<Altes Landhaus>
1725年~28年に、ゲオルク・アントン・グンプにより建てられたバロック様式の建築物。州議会ホールのフレスコ画は、コスマス・ダミアン・アッサムの作。現在はチロル州議会の会議場になっています。
チロル州立劇場<Landestheater>
ヴェニスのゼクシーニの設計で1654年に創建されたかつての宮廷歌劇場。王宮の東側に位置しています。1844年~46年に古典主義様式に改造されました。歌劇、演劇、オペレッタ、ダンスなどが上演されます。
レオポルドの噴水<Leopoldsbrunnen>
州立劇場の横にあります。チロルの領主レオポルト5世(1618年~1632年)の騎馬像は、後脚だけで立つクルベットという姿勢をとっていて、こうした騎馬像としてはアルプス以北で現存する最古のものです。騎馬像のまわりには、カスパー・グラスによる女神像や海神像(1623年~30年)も置かれています(オリジナルは州立博物館にあります)。
ルドルフの噴水<Rudolfsbrunnen>
チロルのオーストリア帰属500周年を記念して1877年に建設されたもので、チロル女伯マルガレーテ・マウルタシュが1363年、建設公と呼ばれたハプスブルク家のルドルフ4世にチロル伯領を贈与した史実を表すものです。ボーツナー広場にあります。
コングレスハウス国際会議場<Congress Innsbruck>
大公レオポルト5世の1629年~32年、アルプス以北で最初に、独立した建物の歌劇場「コメディーハウス」として建てられ、19世紀には税関(ドガーナ)として使われました。
第2次世界大戦で破壊され、1970年代に昔の面影を残したかたちで、近代的な会議場などに使用するために再建されました。現在では国際的な会議場として様々な会議や舞踏会、コンサートなどが行われています。
大パノラマ画 Riesenrundgemaelde
1000m2の壁画に、1809年のベルクイーゼルの戦いが描かれています。写実的な歴史画で、ツェノ・ディーマーにより1896年に完成しました。19世紀末頃のインスブルックの様子が当時への興味を駆り立てます。
旧大学-イエズス会教会<Alte Universitaet-Jesuitenkirche>
旧大学は1669年創立。今日ではインスブルック大学の神学部がおかれています。皇帝レオポルト講堂があります。イエズス会教会は1646年につくられた初期バロック様式の教会です。地下聖堂は王侯の墓所で、大公レオポルト5世とクアウディア・デ・メディチとその子供たちが葬られ、イエズス会士の墓所ともなっています。
カジノ・インスブルック<Casino Innsbruck>
1992年にオープン。ルーレット、バカラ、ブラック・ジャック、ポーカー、レッド・ドッグ、ユーロピアン・セブンイレブン、シックボー、ジャックポット・マシンなど、オーストリアのメガ・ジャックポット付きゲーム機が数多くあります。内部にはチロルの有名な画家マックス・ヴァイラーの「喜びのコンポジション」、「イントロダクション」、「黄金の雨と黒い木」などの壁画があります。
市立古文書館<Stadtarchiv>
市の歴史博物館で、800年にわたるインスブルックの歴史に関するいろいろな資料が展示され、半年ごとに展示のテーマが変えられます。
チロル民俗博物館<Tiroler VolksKunstmuseum>
宮廷教会の東側に位置しますが入り口は同じです。宮廷教会と同時に修道院として建てられたものを、1926年に民俗博物館としてオープンしました。館内には、ブレンナー峠以南も含むチロル全域の伝統的な道具や習慣に関するものが集められていて、15,16世紀の家屋内部が再現されています。糸紡ぎ、タイル装飾のストーブ、バター作りの道具、民俗衣装などが展示され、当時の暮らしぶりを知ることができます。
州立博物館(フェルディナンデウム博物館)<Tiroler Landesmuseum Ferdinandeum>
先史時代から現代にいたる芸術を集めた博物館。ゴシック美術絵画、彫刻はオーストリア最大級を誇ります。世紀末絵画のクリムトやチロルの画家アルヴィン・エッガー・リエンツの作品も見られます。
アルプス協会博物館<Alpenvereinmuseum>
地形の模型、高山測量地図、昔の登山装備、山小屋の模型など、2世紀にわたるアルピニズム文化についての展示が見られます。
ローカル鉄道博物館<Lokalbahnmuseum>
旧シュトゥーバイ鉄道駅には、路面電車やチロルの地方鉄道、歴史的鉄道が展示されています。
チロル義勇兵博物館<Kaiserjaegermuseum>
チロルの自由解放のために戦った人々の記念館。アンドレアス・ホーファーの部屋もあり、第1次世界大戦期の品なども展示されています。ベルクイーゼルは、1809年にナポレオンやバイエルン軍と戦ったチロル自由解放戦争の戦いの場でもありました。ハインリヒ・ナッター制作のアンドレアス・ホーファーの記念碑もあります。このあたりからのインスブルックの町やノルトケッテ連峰の眺めは圧巻。
ツォイクハウス<Zeughaus>
1506年頃に皇帝マクシミリアン1世が建てた後期ゴシックの兵器庫。現在はチロルの歴史に関する博物館となっていて、鉱山の歴史、チロル独立戦争、古楽器、地図作製法、コイン、狩猟に関するコレクションなどが展示、解説されています。
バジリカ・ヴィルテン教会<Basilika Wilten>
もともとは14世紀につくられた教会で、チロルにおける最も有名なロココ様式の巡礼教会のひとつ。1755年、チロルに多くのバロック教会をつくったフランツ・デ・パウラ・ペンツによって建立されました。印象的な天井のフレスコ画はマテウス・ギュンスター、漆喰装飾はアントン・ギグルの手によるものです。
ヴィルテン司教座教会<Stiftskirche Wilten>
プレモントレ会の司教座聖堂参事会修道院(1138年創立)。今日の教会は初期バロック様式の1665年に建てられたもの。天井画はカスパール・ヴァルトマン、入り口ホールのフレスコ画はエギド・ショール作。修道院博物館にはさまざまな広間、ゴシック期の美術品があります。
オリンピック・アイススタジアム<Olympia Eisstadion>
1964年と1976年の冬季オリンピックにあわせて、人工スケートリンクとスピードスケート場として造られました。さまざまな催し物の会場として利用され、野外公園もあります。現在では一般市民がスケートを楽しんでいます。
オリンピック・ボブスレー会場<Olympia Bobbahn>
1964年と1976年に冬季オリンピックのボブスレー会場としてイーグルスに建設され、今でもヨーロッパ選手権や世界選手権大会のボブスレー、リュージュ、スケルトンの会場として使用されています。一般の観光客でも1年中ボブスレー体験をすることができます。 |